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[コメント] アイアンマン(2008/米)

ロボコップ』ですね。こういう機械が正義に使われるかどうかって微妙です。ルンバで十分のような気もします。(2011/04/02)
chokobo

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ルンバって、あのお掃除ロボットのことですね。今市販されていて結構売れてるんですね。いいですね。

で、

機械がどのように役立つか、という意味と・・・

商売としてどのように成り立つか?

この2点がこの映画のポイントです。

戦争に使われる兵器が世界に売られて、それで利益を得ている事実は曲げようがない。

日本の大手重工業会社や商社だって、間接的に戦争に加担しています。(こりゃ恐ろしいことですね。)

この主人公が自らが囚われの身になって初めて戦争兵器が「よろしくない」ものと認識しますが、こりゃいかにもつじつま合わせであって、そんなことはもっと早くに気付きなさい!と申し上げたい。

そういう一心を敢えて抑制したとして、このいきなり正義の味方ぶったロボットはいかにもやりすぎ感が漂いますね。

この映画で主人公の有能な科学者兼経営者はできすぎもできすぎ。

バットマン』に『ロボコップ』が加わってこのような仕組みができあがるのか?というテーマにやや違和感を覚えました。

でもまぁ、楽しむだけの映画として面白い作品になっていますし、何よりこの映画でとても魅力的だったのはグウィネス・パルトロウです。いいですね、彼女。美しい。 (スタイルも)

彼女の当たり役というと『恋におちたシェイクスピア』になるのでしょうが、わたくし個人としては『セブン』とか『リプリー』など、脇役で存在感を発するタイプのようにお見受けします。

今回も従順な秘書の役がとてもよくて、日本人好みの役柄でいらっしゃいましたね。

2011/04/02 自宅

(評価:★3)

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