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[コメント] 踊る大紐育(1949/米)

ベティ・コムデンアドルフ・グリーンのコンビ作の中では不出来な部類だろう。それでもMGMミュージカルの素晴らしさを充分に堪能することができる。
ゑぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 ジーン・ケリーフランク・シナトラジュールス・マンシンの3人が3人とも、彼女を見つけられるという設定自体に無理があると思える。また、3人の中ではシナトラが矢っ張り落ちる。いや、シナトラは真面目にやっているとは思えないほどだ。...と、欠点も目に付くが、ミュージカルシーンの躍動感のみならず、優しさの溢れる女優の扱い方等、きめ細かな描写にも好感が持てる。MGMの、アーサー・フリードの仕事の質の高さよ!

(評価:★3)

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