[コメント] 野性の夜に(1992/仏)
これが彼の人生を賭けた、ただ一つの作品だとは承知しつつも・・・
この映画について考えるとき、そのいきさつ(彼がすぐに死んだこと)を無視することはできない。
しかし、たとえば、道義的にどうか(ローラに感染を告げなかったこととか)ということを一旦保留にしても、凡庸さはどうしようもない。
その凡庸さは、人が死に行く叫びの凡庸さなのかもしれない。「死にたくない」という気持ちは、大声で言えば言うほど、凡庸に堕してゆくのか・・・
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