キンケードの愛犬はジェイソン。

リックを乗せた暴走エレベータが止まる階数は１３階。

これか明らかに『１３日の金曜日』を意識している。まさか、後にジェイソンとフレディが一戦を交えるなんて…これぞ「悪夢」だよ…笑。

アイデアはこれまでの作品を上回るだろう。フレディの女装や、スクリーンに引き込まれるアリス（『カイロの紫のバラ』のパロディ？←これもパロディだけど））、ついにはカンフーまでやってしまう始末。観方によっては面白すぎる。これだけ抜粋すれば最高だ。

しかーし、あの破綻した前半に興醒め。キンケード、ジョーイと前作の生き残りがあっさりと殺されてしまうのだ。ついにはクリスティンまでも。製作側が無理矢理に主人公をバトンタッチしているとしか思えない。事実、５作目でもリサ・ウィルコックスが演じているのだから。それならば、クリスティン役をパトリシア・アークェットが続投してほしかったもんである。