[コメント] ランド・オブ・ウーマン 優しい雨の降る街で(2007/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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アダム・ブロディの青年役は、インテリな感じや気が弱そうなところも自然で良かったと思います(初めはTHE OCのセス役にしか見えませんが)。 しかし、なぜ彼がメグ・ライアン演じるお向かいの母親に惹かれていくのか…とても20代の青年がホれてしまう女性には見えない…(私の好みの顔じゃないからか?)。他の女優さんだったら、どうだったかな~と考えずにはいられませんでした。
そのメグさん演じる母親は重い病気を患っていて、家族に打ち明けるか否か悩んでいます。その娘は母に嫌悪感を抱いています。青年は、そのどちらとも良い仲になります。 母は娘に嫉妬します。病気が悪化します。 ん~~、ストーリー全体的に焦点がボヤボヤで、よくこれで2時間の映画に成立しましたね、という内容のない内容でした。 なんだか、連続ドラマのどっかの1話でも良いんじゃないかと思いました。
監督・脚本はジョン・カスダンさん。「白いドレスの女」の監督や「ボディガード」の脚本で知られるローレンス・カスダンの息子さんです。今作が初監督作。キレイな散歩道など澄んだ空気感が伝わる風景の切り取り方はとても美しいと思いました。
唯一、青年が一緒に暮らし始めるお祖母ちゃんがとにかくいいキャラです。お祖母ちゃんと青年の漫才みたいな会話だけは面白かったです。 そんなキャラだけに、最後はちょっと切なくなります。
もう一回観たいとは思わないこの作品、なんかすっきりしないので2です。
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