[コメント] ００７ 慰めの報酬(2008/英)
アクションの対極にいる監督、マーク・フォースターはかなりの不安材料だったが、ボンドと言う枠の中ではその「個性」をさほど発揮できなかったようで良かった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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前作、『カジノ・ロワイヤル』には劣るが、想像よりは良かった。ただ、ボンドであれば、この程度はと言う想像の範囲内の作品でもあった。
本作の収穫としては、飛行機のチェイシングはスピード感を表現できない限り地味になると言うことであろうか。当然足よりも、もちろん車よりも早いはずなのに直後のスカイダイビングのシーンも含めて一番「もっさり」としたアクションシーンになってしまっていたと思う。最初の狙撃の瞬間が一番興味を持ったのはいかがなものかと。
おちゃらけシリーズには行かないという宣言なのか、ダニエル・クレイグ３作目はボケ倒すという前フリなのか、どうも判断しかねる。
(2009.02.03 109シネマズMM横浜)
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