確かに、この映画の捉え方には、偏見があるように感じるひともいるだろうけれど、

先日の佐世保の事件でも、かなり家族叩きはマスコミでも、ネットでも激しかったわけだし 実際、写真や実名等は晒されたりしたわけだから、

必ずしもこの捉え方は間違っているわけでもないと思う。

ただし、過激な書き込みに批判的な意見も、掲示板では散見された。

またネットの野次馬連中も、かなり過激なことを書いている連中も、たいていは おそらく普通の、善良そうに見える市民であって、この映画で出てくるようなひとも まったくいないとは断言できないが、珍しいケースではないかとは思う。

あと、一応マスコミの過剰報道批判も十分この映画ではなされている。

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作品は全体的に突っ込みどころは結構あるかなという印象。さすがに、週刊誌でも、 未成年の犯罪者の家族の写真は見たことがない。

カーチェースは御楽作ならではの、ご愛嬌としても。

「君が家族を守らなくては」　という結論へのもっていき方も、もう少し説得力をもたせる展開はできなかったのかとは思うのだが。

とはいえ、それなりに楽しめる出来。