[コメント] スリーパー(1973/米)
ドタバタ喜劇だが話の筋は複雑且つ内面的でアレンのその後の一連の作品に通じる都会的なセンスを内包している。
アニメ的な面白さと、都会的な悲劇性を含んでいるんだね。孤独。これがアレンの特徴。これだけ笑わせておいて、最後安易なハッピーエンドで落ち着かせようとする傾向はここまでで、踏ん切りの悪い結末である。
ウッディ・アレンの笑いには特別なルールがあるが、ラブストーリーにはルールがない。どんな結末が待っているかは常に不明なのである。
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