[コメント] 深夜の告白(1944/米)
男前は通じなかった。しかし共犯に足ると女には認められた。男を誘導しているのは営利と性欲を分化させない方策だ。仕事への執着で女の感化から退避するにしても度が越えると倫理すら超克してしまう。
人の恋路を邪魔する童貞の陰湿な執念に堕ちてもしまう。職業人の極限に去来するのは怪物を成敗し公共の福祉に奉じる無心。その無感情こそ女を本気にさせたのだが、その頃には男はすれ違うように性欲を克服している。
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