[コメント] THE CODE/暗号(2009/日)
いかにもレトロっぽい、急速に昭和に戻ったようなむんむん匂いのするアクション・激映画であります。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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でもなあ、僕のようなレトロな人間にも乗れないテンポの遅さとアクションシーンの稚拙さと、どういったらいいんだろう、懐かしさだけでは表現できないダサさが画面を覆い、でもそれがこの映画の魅力でもあるから不思議なのである。
この映画の場合、ミステリーの謎を解くことがメインではない。題名ほどは実は、この映画はそもそも謎が散らばっていない。銃による人がばったばったと死んでいくが、とても稚拙な死に方である。そのうち、これは昭和30年代のテレビの活劇ものの再来を意識しているのではないか、と思い始めた。
と、そういう思いでこの映画を見てみると、この映画は映画的に欠点と思われた部分がすべて魅力的になるから不思議である。そう、この映画は50年前にタイムカプセルした箱物テレビ映画なのである。「月光仮面」「怪人20面相」「少年探偵団」の世界である。
そして、日活の宍戸錠、東映の松方弘樹の当時の一世風靡役者の配置。レトロを語るにこれ以上、雰囲気を楽しめる映画は現在恐らくないのではあるまいか、、。そんな、昔懐かしい煎餅を頬張りながら見てみたい映画である。
それにしても、タイトルまでの7、8分の膨大な探偵の出演者たち。ラストのエンドロールで初めて確認した著名俳優たちも多かった。林海象は本当に愛されているのだなあ。まさか、アオキの礼服欲しさにあの豪華な俳優たちが馳せ参じたとは思えないですよ、、。
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