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[コメント] 七年目の浮気(1955/米)

マリリンの魅力はこっちじゃないって。
G31

モンロー出演作を全部見たわけではないけど、『紳士は金髪<ブロンド>がお好き』のマリリンが一番魅力的と思う。本人が幸せになるしね。ノーマ・ジーンはあんな風に生きられたら良かったのにね。

◇◇◇以下08/01/14追記◇◇◇

 16、7年前に初めて見たときは、ずいぶんくだらねえ話だな、と思った記憶がある。モンローのスカートが風でまくしあげられるシーンにも、言われるほどのインパクトはなかったし。

 今回は、スカートのインパクトがさほどなかったのは、事前にいろいろな情報が入っていたからだし、当時のコードからすればこれで十分センセーションだったのだろう、とも想像がついた。

 それよりも(くだらない話はくだらない話なのだが)ある種の男の妄想を、映画自体はその妄想から適当な距離を置いた上で、見事に再現しているな、との思いを抱いた。こういう「男の部分」は確実に私の中にもある(いまやこの主人公とほぼ同年齢の私であるわけだが――しかしこの役者トム・イーウェルはどう若く見ても40代後半にしか見えないぞ。俺はこんなに老けてないわい!)。こういう妄想解放話に鼓舞(?)されなくなった、というだけである。そういう意味では、大人こそが<健全に>楽しめる妄想話なのだろう。ただ、不健全に楽しんだ方がより楽しめるのかもしれない。

 主人公の声が甲高く耳障りなのと、全体に登場人物の声のボリュームが高く、うるさいので耳が疲れた。

75/100(再見&★1つup)

(評価:★3)

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