[コメント] 七年目の浮気(1955/米)
マリリン・モンローの代表作の一つ。そして白いドレスが捲れるシーンは映画史に残る名シーンとなった。そんな映画だが内容はかなり上質のコメディー。一つ間違えると三流以下の駄作になるがそれをここまで上手く仕上げたのはビリー・ワイルダー監督の腕とマリリン・モンローの魅力だろう。但し、数年後の『お熱いのがお好き』は残念ながらNG。同じ監督でこうも作風が変わるものだろうか・・・。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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トム・イーウェルの生真面目な性格と、 マリリン・モンローの自由奔放な性格は、 見事に対称的で上手く映画を盛り上げてる。
映画の軸となるトム・イーウェルの妄想だが、 実際にこんな妄想してる真面目だけが取り柄のお人好しな中年族がいそうで面白い。
それにしても絶世の美女との安全な浮気よりも、 家庭を優先するところが冴えない中年男らしさといったところか。 (まあ人にもよるだろうが現実問題としては有り得ないと思う)
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