[コメント] 陽のあたる場所(1951/米)
確かにエリザベス・テイラーとモンゴメリー・クリフトは常人離れした美貌の持ち主だけど、作品を売り出すためにラブストーリー的な感じで宣伝をかけたのは果たして正解だったのだろうか。
この映画はクライム・サスペンスとして観るべきものであって、ラブロマンスなら三流に堕してしまう恐れすらある。しかも、クライム・サスペンスとして演じているモンゴメリー・クリフトとマジでラブロマンスに陥っちゃったエリザベス・テイラーとで波長が違うものだから、どことなく求心力の弱い印象も与えてしまう。
堂々の主演映画なのに、モンティはなんだか覇気がなく、キャメラもモンティよりもリズを魅力的に撮ることに熱を入れたように感じられた。
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