[コメント] 正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官(2008/米)
可変的な概念に過ぎない「アメリカ市民」に自らを代入することの成功と失敗が各人の結末の幸不幸を峻別する酷薄はアメリカ中華思想の裏返しだが、ともかくハリソン・フォード周辺の挿話が贅肉だ。移民取締業に対する彼の葛藤は劇の駆動力たりえず、殺人事件は問題の本質を異にしている。場面転換時の空撮反復も単調。
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