[コメント] 風が強く吹いている(2009/日)
よく言われる事だが、マラソンというのはただ決まった区間を走り画的にも変化が少ないのに何故だか視てしまう魅力がある。☆4.0点。
この映画はこの魅力を最大限頂いちゃう事に成功している。しかし虚構である以上、それは必ずしも簡単ではなかった筈だ。
箱根駅伝をTVで視ている我々は別に個々の選手に詳しい訳ではない。しかし厳しい練習を重ねて来た選手の存在感と運動部独特の「年輪」の重みが、ドラマの躍動感を生み出す。
この映画での、ドラマを引き出す為の最小限のエピソードのみを語り後は小出恵介と林 遣都という2人の役者の存在感(熱さ!)のみで押しまくるという構成そのものが、実に箱根駅伝的なのだ。
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