そら、泣くっちゅうねん！

走ること と 駅伝に、少なからぬ思い入れがある身には、もう既に予選会のゴールシーンで

落涙は耐えられない。(日テレが作る 50分ほどのドキュメントでも毎年泣くのだ)

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そして、駅伝シーンも うまく出来ていた。 (1区・5区・9区でまた泣く)

この作品では (原作にもそうあるため) 口に出して伝えていたが、ああいった言葉たちを

ただの布切れにしか過ぎない “たすき” に乗せて、路の果てを目指すだけの競技が、何故

こんなに胸を熱くするのかを、的確に 演出してみせたのは お見事。

ただ、10区の 灰二のブレーキ描写だけは いただけなかった。 (いくらなんでもあの種の

故障を起こして止まると シード権は不可能である)

そのときどきの 流行歌手ががなりたてるエンディング では無かったのも好感。

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なんで 『奈緒子』 もこういう風に作ってくれなかったのか とボヤきたくなった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010.9.4　鑑賞