[コメント] 私は二歳(1962/日)
浦辺が子を叱る時の「死んでしまいなさい」という台詞に爆笑。
てゆーか原作(前作の「私は赤ちゃん」も含まれてるけど)は決して育児書ではなく、赤ん坊が大人視点で当時の世相や育児についてもの申すと言う、つまりこの映画そのものの手法&構成をとったキテレツな連作小説みたいなものです。
昨今よくある育児エッセイの走りみたいなものというか。
なのでこの映画の重要な要素である「赤ん坊主観」ゆえのおもしろさやあざとさは、脚本家のものというよりもむしろ原作者の松田氏によるものなのではないかと思います。<たーちゃん>の独白台詞などは、ほぼそのままとも言えるくらいですし。
それでも映像的におもしろい場面も多いしキャスティングも秀逸なので、監督はよく頑張った!とも思いますが。
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