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[コメント] アバター(2009/米)

3Dを抜いたら何も残らない出来ではあるがそれを上回る技術革新って感じ
torinoshield

昔、3Dで小林ひとみのアダルトビデオを観た記憶がある。

記憶がある、と中途半端な記述をしたのは何故か検索してもその作品が出てこないからだ。いや、確かに十数年前観た事があるのだが…。それは今回のアバターと大して違わないものだった。右目と左目の位置を再現したカメラ2台で近くのナニと遠くのナニを立体的に見せる代物だった。

関係者はさぞかし「これは大ヒットだ、俺、神って呼ばれるかも」といらぬ心配をしただろう。

同じ時期に任天堂のバーチャルボーイがあった。これもやはり擬似3Dを考えたものだった。この様に右目と左目の位置を利用した擬似3D技術は結構古い。しかしこれらが軒並み不発だったのは壮大な技術革新の割にはマイナーなジャンルでの発表だった事にある。

アバターがあのタイタニックの監督が、という前置きが生きたのはかなり計算づくのところはあるだろう。しかしこれまでの擬似3Dとは違いヒットを飛ばしたのは大きな評価を与えてもいいのではないかと思うのだ。

大ヒットを飛ばした事がある人が企画する画期的な企画。それは結局AKB48みたいな王道ヒット企画路線を秋元がやらんで誰がやる、みたいな意味あいがあるわけでそれで世の中が目ざめるのならそれでいいじゃないの、と俺は思うわけで。画期的な、ってのは死屍累々の人達に申し訳ないので言いたくはないが。

(評価:★3)

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