[コメント] オーシャンズ(2009/仏)
映画を見終った人むけのレビューです。
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内容は、想定の範囲内(死語?)で、海洋生物のドキュメンタリー映画でした。 んで、テーマは「この美しい海をみんなで守ろう!」かな? 小学生の教育映画でした。それにしては1時間40分は長いけどね。
映像はとても綺麗で満足でした。でも、途中眠いよ・・・
んで、海を守ろうというメッセージの画像は結構、ショッキングでした。 漁の網にかかり藻掻く、海ガメ、アザラシ、クジラやその他の海洋生物・・・ 背びれ胸びれ尾びれだけ切り取られ、生きたまま海に捨てられ藻掻くことも出来ないサメ・・・
よく、日本の捕鯨船と揉め事を起こす、シーシェパードのことを、俺も、過激な無法者と非難していましたが、今回の映画を見ると、法律を守って鯨を殺すことは必ずしも正しいこととは思えなくなりました。
全部保護することは出来ないからこそ、「自分は何を守りたいのか?」をしっかり持って、そのためにどこまで戦うことが出来るかを、少し考えたいなぁという気持ちになりました。今だけかもしれないけどw
シーシェパードのメンバーは牛や豚を殺して食べることを何とも思わないけど、鯨は殺させない!というそういう如何にも人間らしい理屈では無いものに突き動かされているんでしょうね。 そして捕鯨船の人も、同じように守るべきモノを信念に持って海に繰り出すんでしょうね。 そのことに俺はあんまり口を出さずに、出された肉を口に入れるだけにしたいと思いますw
それにしても、エンディングの平原綾香はNHKの動物ドキュメンター番組「ダーウィン・・・」を彷彿とさせましたw
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