[コメント] アドベンチャーランドへようこそ(2009/米)
(そんな昔じゃないのに)ノスタルジーに襲われ、なぜか鼓動が早くなる。ダサい遊園地で働くにはそれなりの理由があって、そんな彼らの群像劇はとってもビター。急に自分が恋愛ドラマの主人公になってしまうような、あのほろ苦い感覚がさ!!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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『スーバーバッド 童貞ウォーズ』で見せ付けた才能は本物だったようです。グレッグ・モットーラ監督には、今後も若者の淡い青春時代をえぐって欲しいもんだ。
酔っ払って隣家の木をなぎ倒して事故を起こした挙句、母親に散々怒鳴られるジェイムズのシーン。ただ、そんな母親の横で、父親はじっとジェイムズの顔を見つめるばかりだった。何かを考えるような、また、思い出すような顔で。あれって、極端に言えば私達(鑑賞者)の立場と同じである。息子の失態を見つつ(全てを悟っている)、親として怒らねばならない場面で一言が出てこない。誰もが経験するだろう「あの頃」を、すごく緻密に描いている証拠。だからこそ、すごく効果的に父親のこのシーンが生きている。
うーん、なんだこの気持ち。あの子は今どこで何しているんだろうか…w
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