[コメント] 花弁のしずく(1972/日)
エロ教授の俗流フロイト講釈光文社刊みたいな話だが映画は立派。鋏やら金魚やらの小物の使い方が古典的。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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治療を受けて突然に無茶苦茶エロくなる中川梨絵の抑揚ある造形が素晴らしく、終盤やたら盛り上がる。あれしきで治るのかとは思うが、終盤がいいのですべて許される。ともあれ病気が治ったのは慶賀なことで、観ている方も清々しい気分になれるピンク映画というのも珍しい。
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