[コメント] インセプション(2010/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
記憶や心理(深層心理)を題材が多いし、様々なギミックを用いたり、恋愛描写もなんのその。
映像も毎々強烈なインパクトを与えてくれる。そして華やか。
『ダークナイト』 同様、重低音を利かせた音楽?音?も非常に良い。ドキドキと不安を掻き立てさせられ、気持ちが高揚する。
出演者に関して、有名どころを揃えてるけど、嫌味にならないのも不思議。 マイケル・ケイン, トム・べレンジャー, ピート・ポスルスウェイト, キリアン・マーフィー 渋い人生、良い!
ただ、ディカプリオ と 渡辺謙 のなかよしこよしが過剰なのが否めなく、”なかよしこよしごっこ” に映って好かなかったです。
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今回のストーリーについては、 「もっと色んな人の解釈を聞き、再度映画を観たい」 と思う程の混乱状態な理解状況です。
序盤の最初のミッション後、アーサー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット) が、 「最近、奥さんモル(マリオン・コティヤール)がよく現れるけど大丈夫なのか?」みたいな事をコブ(レオナルド・ディカプリオ) に言ったシーンがありました。 それから子供達も頻繁に夢に現れ出し、状況は悪化の一途を辿ってるようでした。 子供達と別れてから、どれ位の期間逃亡生活をしていたのでしょう…「子供達に会えれば良いんだ。なんでもする。帰るんだ帰るんだ…」とあの切羽詰まった状態から、結構長い期間逃亡生活を続けていたと感じたのですが、子供達との再会…子供達は成長してなかったように見えます。
ラスト、回っているコマの軸は一定でした。 実際コマが回る時は、軸がブレるのではないのか? だからあれは現実世界ではない? だったら、何処から…
ラストシーン、あれは夢(虚無)なのか現実なのか。答えを見付けたいです。
100726@ワーナーマイカル
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