[コメント] ぼくのエリ 200歳の少女(2008/スウェーデン)
日本で言えば、演歌だが。
一身を捧げるほどの、濃い情念の炎上をうたい上げた、日本で言ったら演歌のような、恋愛歌。
◇ ◇
石川さゆりの代表歌が、『津軽海峡冬景色』か『天城越え』かは議論の分かれるところだが、彼女の出身が九州・熊本だと聞くと、知らない人は「えっ!?」と驚く。演歌は東北のものだからだ(←?)。東北の冬の厳しい寒さと、どんよりとした曇り空と、鬱々とした人情の産み出したものが、演歌だからだ(←??)。
一方、この映画を見るとわかるのは、北欧の暗く厳しく寒い冬が産み出したのが、バンパイア(吸血鬼)という概念であるということだ(←???)。ハワイに吸血鬼は生まれない(←!)。
すなわち、日本の演歌=スウェーデンの吸血鬼、である(←?!)。
私がこの映画を高く評価しないのは、私は演歌は藤あや子しか認めないからである(←最後まで極論です)。
70/100(11/05/29記)
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