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[コメント] ぼくのエリ 200歳の少女(2008/スウェーデン)

この映画を理解するには私は野暮すぎるのか・・
きわ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







最初から最後までなにがなんだかわかんなかった。主人公の男の子にもエリにも入りこめないし、可愛いとか可哀相とかも思えないし、起こる出来事も筋が通らないのが気になって集中できない。血抜き殺人の様子をみてても「そんな詰めの甘いやり方じゃすぐ捕まるんじゃないの?」とか「死体の処理が雑。」とか、「エリの存在が気付かれないのがおかしい。」とか「モールス信号、もうちょっと活かしてほしい。」とか「近所のおばちゃん瀕死なのになんで誰も犯人を捜さないのか。」とか「いきなり目から血が出るのはなんなのか。」とかほんともう終始ワケが分からない。そんなとこをいちいち指摘すべき映画ではないのかもしれないけど。。ひたすら白くて陰気な景色もきれいと思えないし、エンディングの殺戮については唐突すぎて完全に置いていかれた感じ。

よっぽどヨーロッパの映画が合わないんだろうか・・どの部分にも触れなかった。そもそもエリに対して「哀れ」とか「美しい」とか、せめて「吸血鬼としてイケてる」と思えないと全部だめなのかもしれない。(見事どれも感じなかった)(2012/7/DVD)

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ユリノキマリ

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