[コメント] ボローニャの夕暮れ(2008/伊)
父-娘-母の三角関係に緊張を見出す視線に通り一遍でない面白さがある。物語の大部分は父を行動主体に位置づけるが(幕開けのナレーションが明らかにするように)これが娘の回顧譚であることは心に留めておいてよいだろう。幕切れの言葉がハッピー・エンディングへの唐突で強引な意志の顕れとして感動的だ。
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