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[コメント] トイレット(2010/日=カナダ)

荻上直子の新出し物って感じの、乾いてそうでウェットな一見家族映画。
セント

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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ちょっと頑張ってるんだよね。全編英語なんだけど、英語分かってない設定のオバーチャンを巡るお話だ。英語話しているんだけれど、場所はフランス風のちょい田舎都市風。

死が根っこに十分モリモリあるのに、全くそれを感じないむしろコメディ映画でもある。軽く、さりげなく、ちょっとイカシテル。そんなちょっとしゃれた映画だ。

でも、何か、作られてるって感じがする。英語劇でやるぞーといった頑張りと、三人三様の類型的な若者たちも、どちらかと言うと使い古されてる感じもし、感動までには行き渡らない。

荻上直子の、何かを目指している過渡期映画かなあ。でも、まだまだ彼女はやれるぞ。

(評価:★3)

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