[コメント] 悲しみよこんにちは(1957/米=英)
レイモンが罠にはまった時点で、すべてが読める(メチャ遅いけど)。ストーリーが、というより登場人物の性格だ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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それは、レイモン、アンヌ、セシールだ。 アンヌは元妻の友達というから、元妻も真面目な所がある女だったのだろう。そんな女と結婚したという事で、レイモンという男の‘ズルさ’が明らかになる―?、家(の中)はちゃんとしていて欲しいので、結婚は真面目な女とする。?、でも自分は男なので浮気はOKなのだ、という考え方。
そこで真面目と放蕩好きという分類をすれば、レイモンは後者、アンナは前者、セシールは両方を兼ね備えている、と言える。このそれぞれの性格がこの悲劇を呼び寄せたという構図になる。
ここでフト思い付いたが、アンヌは年の割には男に免疫がないとしても、自殺するかな?という疑問だ。やはり事故ではないのか。
彼女の性格は、すぐにカッとするタチだという事 (アンヌが最初に来た時、勉強しないセシールに小言を言った)しかし、その割には直ぐにそれを改める所もある、という事が云える。 つまり車で即出て行ったが、運転する内に冷静になって来た、と考えられる。とするとやはり事故だろう。
こざかしい18歳の少女 サガン(失礼!)が、受けを狙ったのだと思う。
それにしても冒頭から最後迄すべて金持ちの遊びという気がしてならない。
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