[コメント] KISS&KILL キス&キル(2010/米)
優れたコメディエンヌの必須要素がわかった。「怒っててもカワイイ」だ。
1990年代のメグ・ライアン、2000年代のキャメロン・ディアス、そして2010年代はこの人キャサリン・ヘイグル。彼女たちの共通点は下品なことしても何故かいやらしく見えないことと、怒っててもなんか憎めないというかチャーミングなところだ。メグもよく早口の甲高い声でよく怒ってるし、キャメロンも喜怒哀楽の激しい演技をするけど怒ってる彼女を観ても不快感がない。対してジュリア・ロバーツの怒る演技はなんか違う。『ザ・メキシカン』でブラピをやり込める場面や、『エリン・ブロコビッチ』で上司やら訴訟相手にねじ込むシーンには、かわいらしさもチャーミングさもなく普通にイライラしてしまう。
ちょっと話がそれたけど、キャサリン・ヘイグルはこの必須要素を備えているのが明らかとなったので、今後ますます活躍を期待します。(ちなみにチャーミングな怒り方はアシュトン・カッチャーに正体を明かせと迫る車内のシーンでご参照下さい)
あ、アシュトンもめっちゃセクシーでカッコ良かった〜。歳取ってどんどんいい男になるなあ。デミ母さんの影響だろうか。(2011/10 DVD)
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