[コメント] 相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜(2010/日)
「官房長〜〜!」(2011/08/27)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
「君、本当に正義があるなんて思っているわけじゃないよねー」
と言って官房長は右京に言って立ち去ろうとします。ところがそこに体ごとアタックしてくる人物がいて、官房長はそのまま死んでしまいます。
右京は官房長を呼び戻そうとしますが、官房長は帰らぬ人となってしまいました。
おしまい。
ということで、このところ「正義」についていろいろ考えています。
「正義」
これがまた難しいわけです。マイケル・サンデルだかサンダルだか知りませんがハーバードの有名な先生が
「正義とは美徳だ」
と言っても全く臨場感がないんですけど、この官房長の冒頭の一言は強烈に胸を熱くさせる一言ですね。
右京さんはある意味出世とは格別したマイペース人間で、職務を純粋に遂行するということだけに専念する人。
しかし、そうした現場の正義とは全く別次元の正義が警察官僚トップの間で行き来しているという事実(?)にとても感動を覚えました。
いやいや、感動などというととても陳腐な表現ですが、このラストの
「官房長〜〜」
という右京の叫びは、官房長と右京の立場を超えた友情の表現であり。現実と非現実、正義と非正義の間に存在する見えないラインのようなものが結ばれたシーンだったんですね。
残念ながらお話としては陳腐。前作のマラソンの方が若干面白かったかもしれませんが、それでもこのドラマに出てくる登場人物の立ち位置はとても現実的です。設定そのものが面白い。
(評価:)
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