[コメント] 女の園(1954/日)
この反乱の物語が持つ痛みは、闘おうとする者たちの怒りがイデオロギーを超越した純度の高い境地から発せられながら、敵対する側もまた旧癖の残骸にしか拠りどころを見出せない弱者でしかないという点にある。敵見えずして傷つけ合うことでしか次が見えない痛み。
(ぽんしゅう)
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