[コメント] ソーシャル・ネットワーク(2010/米)
求めること。そして、報われないこと。
早くも今年度暫定1位作品の登場!
この映画、「SNS」「ITベンチャー」といった非常に現代的なモチーフを扱いながらも、本質的には、いつの時代も変わらない若者特有の「夢と絶望」を描いた青春映画だと思います。
劇中の登場人物はみな、何かを求め、決して報われることがないんですよ。なぜなら、それこそがS・E・I・S・H・U・N そう、青春だから!
主人公のマーク・ザッカーバーグに顕著にみられますが、彼が本当に求めたものは何だったんでしょうか。5億人のユーザーを生み出すこと?時価総額500億ドルの巨大企業のCEOになること?Time誌の表紙を飾ること?
否!否!否ですよ!
実際のところはザッカーバーグ本人にしか判りませんが、少なくともこの映画の中で描かれているのは、それらとは全く別のことですよね。彼が求めていたのは、たった一人の心ですよ。ナタリー・ポートマン似なんだけど、冴えない茶色のセーター着させられてたあの娘のこころ!
テールランプ五回「ア・イ・シ・テ・ル」のサイン〜、はもう古い!これからは、クリック3回「アイ・ウォン・チュー」のサイン〜、ですね!
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