[コメント] スティーブン・キング ドランのキャデラック(2009/カナダ=英)
あのブロックはどうして支え合ってるんですか?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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昔なら、このウェス・ベントレーの役回りをクリスチャン・スレーターが演じ、「怪演」とか評判を取っていたのだと思う。いまや、タイトル・ロールだと言えば言えるが、言ってみりゃ当て馬なんだから感慨がある(怪演ではあるが)。確かに昔から生え際前線は後退しそうだったけど。
◇ ◇ ◇
まあ、透明な板(アクリル板?)がいつの間にか渡してありましたが、とするならこの板はどこから現れたのでしょう。
このラストシーケンスもそうですが、全体的にエピソードの一つ一つにディテールが乏しく、なぜそのエピソードがそのように成立するのか不明、というものが多かったです。そのため、合点がいかないというか、スッキリしない。
もちろん主人公(ウェス・ベントレー)が途中からすっかり気が触れてしまっているようですので、そもそも<スッキリする>とは縁のない話だったようにも思います。
<悪い奴をやっつける>という物語構成が持つ爽快感を、気楽に楽しむことはできない作りになっている、とは言えるのかもしれません。
75/100(15/02/14見)
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