[コメント] 漫才ギャング(2010/日)
最初のシーンはハッキリ言ってかなりカッコいい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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最初のシーンはハッキリ言って、結構カッコいい。横スクロール的な格闘シーンとSuperflyのテンション上がる曲もあいまって、結構カッコいい。前作も見ていただけにあれ?今回はもしかして・・・もしかする!?
と、期待値もガンガン高まっていく!
が。
それ以上の高揚感もカタルシスも無いまま、ありがちなドラマを見せられて、見せられて、見せられて、終わる。
主人公は本当に甘やかされっぱなしで何の成長もしないし、周りも周りで悪いやつが悪いわけでもない。主人公の彼女はめちゃくちゃ可愛いし、あんな子を自らフっておいて人生に苦悩なんてしてんじゃねえよ!
これが半自伝的って、どんだけナルシストで自分勝手な人なんだ監督は。
登場する個々のキャラクターもハッキリしていてわかりやすく、映画全体(及び会話全般)を漫才の基礎メソッドであるボケとツッコミに徹底したのは理解できるけど、バラエティ番組(テレビ)でなら笑える説明的なセリフは映画では笑えない。ときどきクスッとくるシーンもあるんだけど、全体的に見るととりあえず詰め込んだ感が否めない。
最初すごい期待しただけに、見終わった後にはゲンナリ。※ただし、合計3回くらいある格闘シーンは結構面白い。
この監督は、「不良」「ヤンキー」とは別のベクトルでアクション映画を撮れば結構良いのが生まれそうな気がします。
あと、エンドロールのアレ、なんなの。全然楽しくない。
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