[コメント] もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(2011/日)
球児たちよ、まず髪を切れ! 話はそれからだ。真摯さが足りん! ただ、ベタベタのスポ根ものとしては王道を行く脚本。それなりに感動する佳作。肝心のドラッカーの『マネジメント』要素は若干。(2011.5.14 試写会レヴュー)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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組織の定義・顧客の概念・マーケティング・イノベーションとドラッカーが好んで用いる用語をそこそこに配置した、スポ根モノ。
AKBのファンではないのでその点の加点はなし。
ノーボールノーバント作戦という高校野球の既成概念(セオリー)を超えたイノベーションはそれなりの説得力を持つ。
家庭科部・陸上部・吹奏楽部を巻き込んでの相互的な成長過程は面白かった。
ただ、宮田夕紀(川口春奈)を殺す理由はあったのかなぁ。
ベンチに置かれた彼女の麦藁帽子にそっと触れてから打席に立つ球児たちには少し感動したけど、決勝戦の当日に手術・・・とかでも良かったんじゃないのかな。
スポ根は王道の方が面白い。野球部が甲子園に行けることはわかっているし、2アウトから最後の打者が打つこともわかりきっているけど、それでこそスポ根。
ただ、役者陣の演技力のなさ、投球フォームのへなちょこぶりなど、目をつぶれない部分も多数見受けられ、この点数。
ちなみに、この映画を観たからと言って、ドラッカーのマネジメントを読んだことにはならないと思うw
青木さやかの存在意義は全くもって不明。
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