殺人現場を訪問し、記事にする男・現場写真を撮る女。そして生の殺人鬼を目の当たりにする貴重な体験。しかしなんの成果も、なにかを導き出したとも言えないこのカップル（ドゥガブニーのほう）の幕切れ。最後のジュリエット・ルイスのテープ声で「一途な少女の哀れみを」なんて浅はかすぎ。こんなんじゃドゥガブニーたちをああいう設定にした意味がこのテープの為だけになってしまう。