[コメント] ザ・ウォード/監禁病棟(2010/米)
最後の真相を考えると、監禁病棟での警備体制や医師の対応が無用心すぎるのが気になる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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監禁病棟で女の亡霊に襲われる少女たちのホラー映画。
閉鎖空間で女性たちが現実的ではないものに襲われる展開はハル・ベリー主演の『ゴシカ』とやや似通った印象で、それほど新鮮味はないが、ただ幽霊ホラーで終わらせないで、様々な伏線(序盤のクリステンの放火や随所に挟まれる拘束された少女の映像など)を回収して、きちんと話の真相を暴いている点は好感が持てる。
女優陣も綺麗どころが多く出演しているので、なかなか華がある。
ただ、最後の真相を考えると、監禁病棟での警備体制や医師の対応が無用心すぎるのが気になる。特にストリンガー医師の診察室に凶器となるものが、結構、平然と置かれているのは、危険のリスクが高いんじゃないのかと思う。(現にクリステンに盗まれて脱走を図られているし)
最後の結末は、せっかくの久々のカーペンター監督作品なのだから、あの人物の○○が襲い掛かってくる展開よりも、カーペンター監督らしい前向きな終わり方が見てみたかったところ。
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