[コメント] ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012/日)
もっと気の利いた小挿話が欲しい。同じ話(血縁のない「家族」との別れ)を吉岡秀隆家/堤真一家交互に語る構成に趣向が欠け、展開の間延びと情動の寸断が甚だしい。堀北真希が小雪に悩みを吐露するシーンなど両家が交わる箇所には、年月を経て養われた物語世界に特有の重層的な情緒が漂って不味くない。
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