[コメント] ルート・アイリッシュ(2010/英=仏=ベルギー=伊=スペイン)
コメディだった前作「エリックを探して」から一転して、本来のケン・ローチ監督らしく世の中の酷い現実を怒りをこめて告発する社会派ドラマに仕上がっています。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
今回は戦争を商売にしている民間会社が取り上げられていて、かなり重苦しい内容ではあるのですが、途中からまるで必殺仕事人のような展開になり見応えがありました。ただし、決してスカッと溜飲が下がるようなヒーロー物ではなく登場人物の一人ひとりが人間としての弱さを抱えていて、やはりケン・ローチ作品だなと感じましたね。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。