[コメント] オードリー・ローズ(1977/米)
ホラー映画によくある失敗として怪奇そのものを表現するより怖がっている人を表現するのを屋台骨にしてしまうというのがある。これはそういう映画。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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心霊状態になるとアイヴィーは泣き叫ぶし、母親はノイローゼとヒステリー状態を繰り返すのにウンザリ。唯一父親の子を守る決意だけ共感出来るんだけれど、実行力が無い。
本来アンソニー・ホプキンスは輪廻を観客に信じ込ませるに値する程の狂気を発してないといけない筈だけれど、ソフトな紳士が信仰として必要になったという程度にしか見えない。
最後のアイヴィーに催眠を施すシーンだけは絵として面白いから最低点は付けない。
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