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[コメント] LOOPER ルーパー(2012/米)

なんで原因はひとつと思って物語を作ってしまうのだ?
おーい粗茶

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







レインメーカーに将来なる子供さえ生まれなければ問題は生じない。果たしてそうか? TKが全世界的に偶発的に発生したことこそ問題の根幹にあって、そういう自然界の異常や環境の変質が人間社会に大きな変化をもたらし、タイムマシンなどもそういうエポック的な流れの結果として生み出される。そういうふうにふつう思わないだろうか? 端的にいって、他にTKを別の形で悪用するやつなんかいくらでも出てくる可能性があるし、レインメーカーという役割に、別の人間がスライドするだけで、今ターゲットのその子を処分しても、レインメーカーは別の人間が成る、そういう考え方はしないのだろうか?

批判的に言うわけでなく、バカバカしくてという意味で言うのだが、すべてはこいつさえ殺せば解決するという単純な思い込みで、ここまでの行動を起こすという人物たちの行為が滑稽でなんかあきれてしまう。でもそういう考えで実際に戦争した大統領もいたよな。物事は単純に考えろ!っていうのがアメリカン的でいいんですかね?

ふと思ったけど、今日も明日もどこかで、「こいつさえいなければ…」って、それぞれの事情からそれぞれの思い込みや勝手な判断で、未来から人を殺しにくる連中が大挙出来したら面白いなって思ったりして。誰かが誰かを殺したことで、そのたびに別の人の事情(歴史)が変わってしまい、未来からやってきた意味が変わってしまい、「お前のそのターゲットの選定は間違ってるよ」とか、お互いの判断をなじりあう。面白いドタバタSFになりそう。

(評価:★3)

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