[コメント] ルビー・スパークス(2012/米)
そちらの方に少しでも精通した事のあるあなたならきっと同じ事を思ったはずだ。…ん?これなんてエロゲって。起草の段階は同じはずなのに何故こんなにもこちら側はミニシアター系でオシャレな外観でカップルで観に行ったらいちゃつけてしまい、そちら側はPC系でモテない外観で独りでやってたら母ちゃんが入ってきてご飯ここ置いておくからねって無言で立ち去られてしまうのか…
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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冗談はさておき、最後のカルヴィンの支配描写が素晴らしい。お人形のように彼女を操る男性が、実態が無い(心も無い)と心の底から気付きその虚しさが溢れ出す。
昔付き合っていた女の子が、あなたは自分としか付き合えないような人間だからねと確信を突く言葉を言いのけるのも良い。そこまであの子もカルヴィンの事を本当は理解していたのだろうと思う。おそらくそこに当時のカルヴィン自身がついていけなかったのだろう。カルヴィンは小説「ガールフレンド」を通して、ルビーを通してそれを乗り越えた。
そんな大きなステップを乗り越えたからこそ次のルビー(?)が現れたように見えた。
最近アイドルブームにすっかり乗っかってしまい、映画を摂取する事を怠ってしまっていた私だが、たまたま手にとったこの映画すらも「非現実を現実に持ち込む話」で困った。いやはや、アイドルにも自我があっていつも笑っていられるわけじゃないんだ。運営やファンの要望ばかりに沿った人生を歩みたくない事だってあるんだ。生身の女の子なんだ。そういう…え?私のアイドル観はここでは聞きたくないって?
おわります。笑
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