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[コメント] きっと ここが帰る場所(2011/伊=仏=アイルランド)

This must be the reason.
G31

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







間延びした展開、間延びした会話。焦点の定まらない印象。

こんな元ミュージシャンいそう、というより、いるのかもしれないなと、思わされる。その時点で、ショーン・ペンのキャラクター造形力というか、演技力か、凄いと思う。

また、こんな元ナチも、いかにもいそう。これは役者の技量に加えて、演出家の演出力かもしれない。

彼を素っ裸にひんむく意味は、よく分からない。被収者の味わった苦しみの何分の一かでも味わあせてやろうということかもだが、そんなこと勝手にする権利がお前(ショーン・ペン)にあんのかよ、と思う。自己満に過ぎねえじゃねえかと思うし、それではそいつらが犯したのと同じ種類の犯罪に手を貸したことになるじゃねえか、とも思う。

それ以前に、絵的には「老人虐待」以外の何物でもなかったが。

印象が散漫なのは、映画が散漫だったからに違いない、きっと。

70/100(13/03/23記)

(評価:★3)

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