[コメント] ジャッキー・コーガン(2012/米)
レイ・リオッタの殴られるシーンがやけにリアル。発砲シーンの超スローモーションがやたらと幻想的。薬漬け野郎の主観ショットはクドい上に凡庸と思う。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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映画によく出てくる超一流の悪党たちではなく、一流半から二、三流を描いた、佳作でも★3つ止りという感じの地味目な佳作。
序盤、頭が悪く語彙も乏しいチンピラどもの描写が延々と続き、ブラッド・ピットが出てこない。ブラピがほんのちょっとゲスト的に出演したのをパッケージの表紙にして、いかにもブラピ映画みたいな宣伝をした、日本では劇場未公開のドB級映画でも掴まされたかと思った(ブラピ・ファンの妻が借りてきた)。
賭場強盗の場面に、ショボい犯罪なりの緊張感、があり、印象が変わった(直後にブラピも出てきた。ばっちりブラピ映画だった)。
説明や説明台詞を極力廃し、基本、コマコマとした細部描写でキャラクターを作り上げていく作品。そうして形作られていくキャラクターが一流半から二、三流というところに、この映画の面白味があるのだけど、やはり痛快さには欠ける。
すべてのキャラクターを成形し終えたところでスパッと終る終り方は潔いと思う。
主役の殺し屋(ブラピ)によるトマス・ジェファーソン批判(奴隷の黒人女性をレイプしてはらませた云々)は、相手からの人格否定に瞬発的に反論した無駄口の類い(実は知性的なキャラクターという)で、映画のメッセージや主張とは結び付けて考えなかった。
75/100(17/12/30見)
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