冴えない夫婦に思えた（実際映画も前半は冴えない）けど、奥さんが妊娠してからは、やっぱ２人とも強く結ばれてるんだと分かり嬉しくなった。

この映画の中では妊娠がキッカケで絆を取り戻してたけど、現実ではそうじゃなくても、こんな映画で思い直せたらいいと思った。

この映画のいいところは、単に「子供はいいよー！」というのを押し付けるのではなくて、それをあくまでキッカケにして（もちろん結果は幸せなことだが）、２人のこれまでの歩みに光を当てたことだと思う。だからケビン・ベーコンが回想するシーンはとても効果的だった。

クサいセリフもラブシーンも全然ないけど、２人で過ごす何気ない（時に苦しい）日常にも幸せを感じられるような、いい映画でした。　（てゆーか僕は結婚してないけど。てか卒業もしてない…）