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[コメント] DRAGON BALL Z 神と神(2013/日)

17年ぶりの映画。この17年の間に、「アニメ」というもののあり方がずいぶん変わった。「誰がみても楽しめる」ことって大事だ。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







久しぶりなので、全員集合したのはうれしいが、この17年の間に、「天津飯」と「ミスターサタン(&牛魔王)」があの世へ行ってしまったのが残念だ。「ルパン三世」にしろ、「サザエさん」にしろ、長く続けていると、こういうことは仕方ない。

「強さのインフレ」をおこしていたシリーズ。どんどん強い敵が登場してきて、そのたびごとに強くなっていく孫悟空。今回もそのルーティンではあるのだが、意外にのんびりしていて、安心してみていられた。ストーリーとキャラ監修に鳥山明自身がかかわっている!というのを「ウリ」にしてるだけあって、「本編」との違和感がそんなに無かった。(実は『HUNTER×HUNTER』劇場版を1月に見て、がっかりしたので、これは大事だった)

話の中心は悟空・ベジータとビルス様なんだけど、ブルマと、懐かしの「ピラフ一味」が話を動かしていたのは、ちょっと驚いた。

驚いたといえば、ドラゴンボールが「ビンゴの景品」にされてしまっているのにはびっくりだったが、さらにビックリしたのが、ピラフ一味が「一度は願いをかなえた」こと。

と、懐かしんでばかりはいられない。「今のアニメは・・・」と嘆いてばかりもいられない。でも、「わくわく」していた少年時代の記憶を呼び起こしてくれるその存在の大きさを、改めて見せつけられたのは間違いない。

(評価:★4)

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