[コメント] ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜(2012/米)
確かに、街中で、歩道いっぱいに広がってチンタラ歩いている高校生集団に感じるのと同じようなイラつきを感じる。
アメリカ人の境遇を得ながら、反文明を標榜することに、土台、無理がある。
最後の昂然たる行進の傲慢さにあきれ返る。まるで聖者の行進だ。自分たちの寄って立つ文化・文明がいかに恵まれたものであるかについて無自覚で、なおかつ最終的に立ち戻る地点がそこなのだから。こういうのを甘えと言わず何と言うのか。まあ、彼らの無知、粗暴、幼児性、そして何と言っても押しつけがましさを見るにつけ、われわれがなぜ文明というものを身につけるようになったのか、逆説的にわかる構成ではある。
65/100(13/12/1見)
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。