ボクとしては、豊川悦司の金田一耕助は否定しない。キャストなどは、その時代で変わって当然だから。いまの年代の人たちの「金田一」像は、それはそれでＯＫだとおもうから。

　ボクとしては、うまくボクの金田一像をぶち壊してくれるコトを願っていたのですが、残念な結果になってしまった。

　「古き良き時代」というのは、そう簡単に取り戻せるものではありません。ならばいっそのこと、新しいコトに挑戦して欲しかったよ。

　とはいえ、今のような時代にこのような原作を掘り返してくれたことには感謝したい。なんだかんだ言いながら、好きなモノは好きなのだ！　好きだから許せない、という場合もあるが、この場合は好きだから、許す。