[コメント] さよなら、アドルフ(2012/豪=独=英) - 更新順 (1/1) -
またもやナチ裏幕ものかと舐めて見ていたら、女性監督ならではの少女のいびつな成長を描く臨場感がみごと。ヒロインは血の臭いと腐臭とを身近なものとして、狡猾で醜い女として完成されてゆく。なまなかな正義を描かず、反戦の叫びをもオクビにも出さないのは正解である。ただし、プロットを追うだけでは退屈の極み。これは目だけを駆使して見る映画。 (水那岐) | [投票] |
CinemaScape−映画批評空間− | 表紙 | 映画目次 |
またもやナチ裏幕ものかと舐めて見ていたら、女性監督ならではの少女のいびつな成長を描く臨場感がみごと。ヒロインは血の臭いと腐臭とを身近なものとして、狡猾で醜い女として完成されてゆく。なまなかな正義を描かず、反戦の叫びをもオクビにも出さないのは正解である。ただし、プロットを追うだけでは退屈の極み。これは目だけを駆使して見る映画。 (水那岐) | [投票] |