[コメント] ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013/米)
老いを見つめた作風は『アバウト・シュミット』を思い出させるけれど、諦念を噛みしめさせるものではない。頑固一徹な父の気骨も、暴言で周りを凍りつかせる母もじつに生命感に溢れ、そして彼らをフォローする息子の行動もエスプリに富んで押し付けがましくはない。老害など何処吹く風、親子の信頼で繋がれた関係はラストで結実、爽快に観終えられた。くすぐりに満ちた小ネタもお楽しみ。
(水那岐)
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