[コメント] 素ッ裸の年令(1959/日)
典型的な不良少年ものの1パターンであり、誰も判ってくれない焦燥から悪事に走る少年と、それを利用したりあるいは勝手に裁く大人たちの身勝手さを「無難に」描いている。斯様に覇気の感じられないフィルムにあっても、あからさまな背景画の前に立つ人物を捉えるフェイク感、それに臨場感著しいバイクチェイスは見もの。ことに赤木のラストはチープさゆえに際立つ魅力がある。
(水那岐)
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